【白金高輪】白金荘製麺所/白金四の橋商店街内、独特な店構え。完食まで考え尽くされた本格カレーうどん。

白金荘製麺所 ⇒ 地図はコチラ
>平日 ※日曜も営業
昼 11:00~14:30(L.O.14:00) / 夜 17:00~21:30(L.O.21:00)
>不定休

土日のランチは駅に近いところを選ぶと込み具合に耐えられないから、何かと回避しがち、もしくは時間を大きくズラしがちなFAN FUN FILE !!!(ファンファンファイル)です。フットワーク軽めに自転車で行ける、駅からだと「少し遠いなあ」と感じるくらいの場所を探すのが編集長である私のスタイル。

女子取材陣にはできるだけ華々しく見栄えの良いお店を味わってもらいたいと考えていますが、覆面調査員の如く潜入する私は格好もラフなままに。HUNTER×HUNTERで言うところの「絶」を使って、まるで空気と一体化したかのように、店構えへの先入観や差別もないままステルス取材を行ないます。

実はこの日、白金高輪エリアで最初に立ち寄ったお店がハズレ(あまりにも量が少な過ぎた…)でして、なんとかお腹を埋めたいと思いながら徘徊していたら見つけたお店がこの白金荘製麺所です。

錆びついた建物ですが、だからといって衛生的な嫌悪感は漂っていない。全面ガラスのため外から見ても明らかに賑わいが感じられる。メニューの看板や張り紙の泥臭さから匂う商根も好みで、何より自転車でわざわざ食べに来ているお客さんが多いっぽいのもポイント高し!

どうやらオススメはカレーうどんっぽいので、これなら本日の二度目ランチも大丈夫だろうと思い入店しました。

メニューを見ると、どうやら麺だ。このお店は麺の1000円均一で賑わっている。確かにこのエリアで他に「麺」とテーマを決めて気軽に立ち寄れるところは少ない。このお店はきっとリサーチも上手い。抜群にポジショニングが良いぞ。

それにしても悩ましい…カレーラーメンもあるのか。

初めて訪れたのだから、メニューの一番上、一番最初に書いてあるお店自信の料理を食すのが礼儀だと思いまして、今回はカレーうどんにさせていただきました。外でカレーうどん食べるのはかなり久々かもしれません。

セルフの冷水を飲み、汗を拭いながら、お隣と程良い間隔のカウンター(このパーソナルスペースを侵されない程度の間隔も飲食店って大事)で待つこと数分。

分かりますよね、雑多なガテン系が好むカレーうどんではないです。

自信の味付けだけれどもお客様の好きにカスタマイズも可能です、という配慮が温泉卵に表れており。さらにはライスの食べ方だって人それぞれですよ、と言わんばかりのお漬物。もしかするとカレーをさらにピリッとさせても構わないという意味の高菜かもしれない。

敬意を持って、私も丁寧に食べさせていただきました。あー、カレーうどんってこんなに美味しかったかなあ…。麺のコシもすごくあるし、一本ずつ味わって食べたくなるような。鶏チャーシューもオイシイ。しつこさを感じさせなくするサッパリ感に一役買っています。

で、さらに驚いたのがコレ。

今まで私が食べてきた、過去のカレーうどん全てに言いますね。

「うどんで食べてもライスで食べてもオイシイと言えるように仕上げているカレーだこれは!」

カレーうどんのカレーって、やっぱり殆どの店が「うどんのためのカレー」であって、たとえライスを放り込んで綺麗にカレーまで食べお皿を綺麗にできるシステムがあっても、ライスに合わせるとガッカリ感があるカレーが多いのです。

でも、この白金荘製麺所のカレーは違う。カレーライスとしても美味しい!

見事に完食し、お腹が埋まりました。

若き女子アマゴルファーで大のカレーうどん好きである馬場咲希さんに、このカレーうどんを食べていただきたい!

スポンサーリンク