らーめん香月 五反田店 ⇒ 地図はコチラ
>無休 11:00~翌5:00 ※スープがなくなり次第終了
どうしてもラーメンというのは、商業的要素が入ってしまって広告的な煽りやキャッチに真実が埋もれがちになります。
「有名Youtuberが紹介」
「著名人・芸能人がお忍びで通う」
老舗らしい。過去に栄えたらしい。そんなことはどうでも良いのです。
「私にとって今、美味しいか否か」
それがこのサイトの基準。
逆に、過剰広告になっていないか? ハードルを上げてるのではないか? と心配すら抱きながら店内へ入りました。立地や時間的なものもあるのでしょうが、「1晩1500杯超え~伝説の行列店~」にしては、14時頃でもう客が無人。すんなり入店できてしまうのもちょっと引っかかります。
店員さんの対応もやや大人しい感じで、よく見るラーメン屋とは違いますし、この店のブランディングや方針的なものがコレなのでしょうか。そのほうが女性も入り易いという利点がありますし。
まあ理屈は抜きに食べてみようじゃないか。味さえ良ければ全てがまかり通る世界だったりもしますし。
券売機で一番オーソドックスな醤油ラーメンを選択。
大盛で頼んだ結果、器デカッ!(笑)
推し通りの濃厚背油な黄金スープ、チャーシューもたっぷり。
一瞬「あ、大盛では私、食べ切れないかもな…」と思ったのですが、意外と見た目よりもスープはアッサリしていて爽やか喉越し。麺も私好みの細麺に近い中細ストレート。なかなか美味しく完食できました。
食べてみて分かったことは、やはりアッサリ派でもコッテリ派でも満足できるような味を追究して完成したものだと思いました。
だから、店内の雰囲気も小綺麗なBAR風で、女性も入り易い雰囲気づくりを目指したのでしょう。店員さんが一般的なラーメン屋さんより大人しめなのもそれなら合点がいきます。
このエリアはラーメン激戦区ですから、何かしらの差異を出していかないと生き残れません。「女性も入り易く食べ易い」という点では、唯一感をアピールできているかもしれませんね。
色々な煽り方で万人受けを狙い過ぎてコンセプトがややボケているような気がしないでもないので、もっと何処か一部分に特化させてしまっても良いかも。