ある意味、主催者であるINU-CLOSET(イヌクローゼット)さんや、各キャバリアの飼い主さんたちが、「待て!」「お預け!」の状態にあったわけですから。前回から1年半ぶりに開催されたこのイベントは、コロナ禍に負けないことを誓ったキャバリア愛好者たちによる「祈りの結晶」なのです。
ですから、どんなに深夜の高原の天気が不安定で、雨風にさらされても、朝には素晴らしい青空が広がっていました。このイベントを待ち望んでいた人たちの思いが届かないはずがない! 好天に恵まれるのは必然。
早朝の日差しを受けながら外で食べるバイキングは美味しい…。
そしていざ、会場であるパーク内へ。
私たちは少し遅れて(入場開始から30~40分ほど遅らせて)会場入りしましたが、既に中では着飾ったキャバリアちゃんたちや、そのステージでもあるカートをお披露目する飼い主さんたちがまるでアピール合戦のように! 声高らかに交流! 凄まじい熱気! 気温15度とは思えないなあ…(汗)
私たちも溺愛する「お嬢」を連れて行進を開始しました。
…が、数メートル間隔で可愛らしいキャバリアちゃんたちが並んでいるんですよ。「人も歩けばキャバリアに当たる」といった状態でして。最初に目が合ってお話しさせていただき写真撮影したのが、トップ写真の「琥珀(こはく)ちゃん♀」と「珊瑚(さんご)くん♂」のトライカラーペアでした。カートのネームプレートがコンビ名みたいな表記になってるの、良いですねえ。
人懐っこいけれど犬はちょっと苦手な「お嬢」も、この日ばかりは久々だったからなのか? 新鮮な空気と環境に楽しくなったのか? イイ笑顔で写真を撮らせてくれるスタート。
パーク入口すぐの中央広場にコレ!
レゴで作られた小と大のサイズのキャバリアですよ。並んで写真撮るには抜群の映えスポットになっていました。しかもこのレゴ、なんと販売されています。
会場のことについて説明すると、パーク内(お楽しみエリア)には愛犬と一緒に乗れるアトラクションがあったり、フードコートがあったり。だから「一生の思い出になる1枚」を撮るなら、このパーク内の背景はとてもたくさんのシチュエーションで色鮮やかだし、周りを取り囲む山も紅葉しているし、本当に最高なのです。
実際、今回のイベントの様子を撮影してくれているDIGDOG DESIGN(ディグドッグデザイン)さんが拠点としているのもココ。
カートが並び、ごく自然に撮影場所となっていました。まるでアイドルのオーディション会場か、はたまた握手会みたいです。(行ったことないけど)こんな感じなのでは?
個人的には、カート1台に5匹の鬼仮装キャバリアちゃんが乗り込んでいた「鬼ャバヶ島(キャバがしま)」はヒット(笑) 一生懸命な手作り感って、見る者の心に響きます。協力してくれたキャバリアちゃんたちにもお疲れ様ですね。
会場のもうひとつは、前日にマルシェで訪れた駐車場の一部(お買い物エリア)ですけれども、少し時間をずらして開放されたコッチがイベントのメインという人も多かったはず。このイベントの主催者であるINU-CLOSET(イヌクローゼット)さんをはじめ、出店者さんたちとの交流は、何ヶ月も前からインスタで行なっていましたからね。
「あー、インスタで見たことある@@ちゃーん!」とか。
「やっとお会いできましたねー!」とか。
「先日はお買い上げいただきどーもー!」みたいな。
日本のキャバリア界である程度の知名度があると、このお買い物エリアでもたくさんの人が群がって写真撮影や名刺交換会になったりします。どれくらいみんなに知られているか、そして今回どれくらいアピールできているか、そのバロメータだったりしますね。
人気者のキャバリアちゃんは愛想振りまくのに疲れて、午後にはダウンしちゃいそう(笑)
水分補給や日当たり対策などは、シッカリ準備しておきましょう。
出店者は多頭飼いや大きめのカート持ちの人が多かったイメージ。
キャバリアちゃんが疲れないように、ゆったりとしたくつろぎスペースをちゃんと用意しているんでしょうね。
(後編に続きます)